セイレン 第7話 「ブラコン」の感想
月曜日はニコ動でセイレンが見れるのは良いな!
つーわけで、以下、セイレン第7話「ブラコン」の箇条書きメモ&簡易感想。
・「嘉味田くんらしいね」の「ね」の部分が凄く好き。ここに乙女心が混ざっている感。作画の表情もそんな感じ。
・今話、時々良い原画家が入ったのか描き慣れたのか、宮前や常木が可愛かったり嘉味田が格好いいとこが多い気がする。
・常木がつねる……もダジャレなのかも。
・常木が「どっしよかっなっ」でくるりと回るのは、一話で宮前先輩がくるりと回ったことへの対比っぽい。
・シカっておきます。
・恥ずかしがってる宮前先輩可愛い。
・おいウサギのぬいぐるみ!
・……っつーか、またたきしやがった。
・ウサギ照れてる……。
・十萌姉無茶苦茶可愛い。最近見たアニメの中では一番好きな姉キャラかも。
■ 今話のまとめ
【MVP】 ウサギのぬいぐるみ
【カワイイ】 十萌姉
【最萌台詞賞】 宮前透の押されながらの肯き
嘉味田「本当ですか!?」
宮前「……んっ……」
【紳士賞】 人形のスカートをさらりとめくる嘉味田
いつ読んでもにやにやしちゃう漫画『からかい上手の高木さん』5巻
『からかい上手の高木さん』はからかい上手の高木さんが西片くんをからかい続ける漫画です。(そのまま)
これがなんともコソバユクて、にやにやしっぱなしなんですよ!
カスタマーレビュー(からかい上手の高木さん5)も凄く高い評価ばかり!
高木さんが西片くんを困らせるのが大好きで、あの手この手でからかってくるのですが、西片くんは逆に高木さんを困らせようとして知恵を振り絞るのです。
まず、第一巻の第一話がすごく名作!
全エピソードの中でも屈指のシナリオ。
ここでいきなり高木さんの魅力にやられた人は多いと思います。
気になった方は、ちょうど今、期間限定の無料お試し版が出ているのでそちらを!
からかい上手の高木さん(1)【期間限定 無料お試し版】 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
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さて。
この五巻には、ファンの間ですごく話題となった回が収録されています。
将来あるいはパラレル世界の高木さんが登場するのですが…………。
まあ、これはネタバレになってしまいますので、語らずにおくことにします。
あててんのよ。
腋。
そしてこの嬉しそうで困ってそうで恥ずかしそうな素晴らしい表情!
何があったかは五巻の最後のエピソードを!
五巻は破壊力バツグンの素晴らしい一冊でした!
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『恋は雨上がりのように』と『羅生門』
『恋は雨上がりのように』には「羅生門」ネタが登場する。
最初に登場したのが第9話(2巻収録)。
次にまるまる一話使って扱ったのが第21話(3巻収録)。
『羅生門』は短めの短編で、青空文庫で無料で読めるので是非。
さて、この羅生門。
最初は、第9話(『恋は雨上がりのように 2』に収録)にて登場している。
そこで、下人は、何をおいても差当り明日の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。
芥川龍之介『羅生門』より
あきらに告白された近藤店長が、アパートのベランダから外を見ながら、「とりとめもないことを考えているシーン」でのことだ。
雨が降っている様子と、自分自身がとりとめもないことを考えているのを、羅生門の描写と重ねあわせているわけだけれど、このころから近藤店長の文学への愛がにじみ出ている。
※ 創作話になるのだけれど、『羅生門』というチョイスはかなり素敵だと思う。同じ教科書に乗っていそうな文学を選ぶとして、例えばこれが『こころ』だとしたら長すぎて、そうそうは読まない。『羅生門』は短いので、気が向けばすっと読める。その御蔭で、作品への理解は深まりやすい。
次に登場するのは11話。(『恋は雨上がりのように 2』に収録)
学校の教科書に登場する。
(ちなみに、あきらが相合傘を書いたのは、この『羅生門』のページ。意味深なのは「使われていた主人」という言葉の横に相合傘と店長の似顔絵が書かれている。もし、『恋は雨上がりのように』がこの羅生門のシナリオをなぞるなら、あきらが何かをやらかしてしまい「使われていた主人から暇を出され」ることがあるのかもしれない)
そして、一話まるまるモチーフとして使われるのが第21話。(『恋は雨上がりのように 3』に収録)
勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰(にきび)を気にしながら、聞いているのである。
芥川龍之介『羅生門』より
「ニキビは若さの象徴」というセリフで恥ずかしがるあかり(とニキビ)を描写し、その次のコマで近藤店長の十円ハゲを描写しているのは、十円ハゲこそが『恋は雨上がりのように』における「おっさんの象徴」だからだと思われる。
しかし。
橘あきらと同様、近藤店長にもニキビはできる。
作品の暗喩的には、近藤店長には若さがあるというわけだ。
思わず飼ってみたくなる爬虫類飼育漫画『秘密のレプタイルズ』2巻の感想
「秘密のレプタイルズ」は、裏サンデーで連載されている爬虫類飼育漫画です。
ペットショプに務める爬虫類マニアの長良永が爬虫類について超熱く語る漫画なのですが、それがどれくらいかと言うと……!
こんな感じ。
それだけでなく、爬虫類知識が増える嬉しい解説も多く──。
かなりのページが爬虫類やペット、並びにそれにまつわる知識やノウハウで溢れています。
しかもヒロインの長良さんが可愛い!
二巻ではサービスカットが多めで、解説時には長良さんを含めたペットショップの店員さんたちの色っぽいカットが見れます。
巻末ちかくのスタッフ紹介で、取材協力としてクレジットされていたのがおそらくこちらのお店。
けものフレンズのお陰で動物園が人気みたいですが、秘密のレプタイルズもアニメ化してペットブーム起きないかなー、と密かに思っていたりします。
いや、本当、アニメ化しないかなー。
今巻では、毒虫が大好きな店員さんも登場します。
そういえば、途中某サービスカットのあと、長良さんがメタな発言をしていました。それがどういうことなのかわかるには、本家本元によるPR漫画を見ておいた方がいいかもしれません。
ついでに載せておきましょう。
こちらが1話から3話と最新話が乗っている裏サンデーの公式ページ。
偶然この記事を読まれて、秘密のレプタイルズを知った方は是非。
とにかくオススメっ!
結構美味しいカットを紹介したつもりですが、作品の中にはもっともっと素敵な話やカットがあります。
爬虫類好きの人だけでなく、生き物が好きな漫画好き全員に届いて欲しい!
そんな漫画なのです。
● アクアリウムにいるペットを眺めるのにおすすめしたい双眼鏡
セイレン第六話「タイセン」の感想
◆ 好きな台詞と感想とメモのまぜこぜ箇条書き
・「バス子に泡ふかせてやる」だから、「あわわわわわわわわ」なのか……ようやく気付いた。
・「トイレで気持ちを切り替えよう」
・「でも、バス停はヘッドショットで即死しないんでしょう?」
・「こんどお姉ちゃんに教えないと」って、牛乳風呂……。上崎の姉って牛乳苦手じゃなかったっけか?
・クレーンゲームでクマを落とすのって、比喩かな……? 上崎真詩は牛乳でウシとして、クマは桃乃今日子でフラグが立てられなかったとか?
・「近くで休憩しませんか?」「ねえ、試しに交配してみない?」「せいこう(?)した回数で子孫の成長傾向が決まる、だって」「もう……正一くんの好きにしていいから」「私だって初めてだからわからないわよ」「ねえ……そのさくらんぼ(チェリー)もらってもいい?」「俺のものはあげます」
・さくらんぼは直球すぎる。
・パワー、スピード、テクニック。
・で、最後、口にくわえた種は吐き出さない……。(意味深)
・カニコレ+……。
・「十年くらい前にポンプ小屋で無茶する奴が見つかって」……ってさすが橘さん。
・これ菜々ちゃんじゃね?
■ 今話のまとめ
【MVP】 上崎真詩
【可愛い】 バス子
【爆笑】 お尻自動ドア
セイレン 第五話「コウカン」の感想
◆ 視聴しながら箇条書き感想&メモ
・シカ引っ張るのかよっ!
・「勘違いされても〈シカ〉たないですよ」
・「も〈シカ〉して、こそこそシカを育ててるのって、荒木くんたち?」
・カブトムシからダンゴムシ……。各ヒロインによって別のムシで呼ばれるわけか?
・画面の夜/山/海の表示はあれか? 常木の章の時のシーンのメタか?(夜に部屋で出会い、山で勉強し、最後海でデート)
・「即死かよ(そく〈シカ〉よ)」
・「〈シカ〉し優等生の宮前が」
・やっぱりこの脚本家、言葉の音遊びが好きっぽい。
・ロシアンたこ焼きは、某イノグレの作品にでてきたおっさんを思い出す。あれはロシア焼きだっけか。
・おっ? 常木さん。もしかして前の章で嘉味田正一をからかってたのは、十萌姉とつながりが欲しかった……ってのもあるのか?
・眼の前おっぱいはいいなー。
・「もう予約してあります!」は良い。ガチ勢ってのが伝わってくる。
・前尻尾……。某ダイミダラーを思い出す。
・あー、なるほど。シカのゲームからウサギのゲームに移るというシナリオで表現することによって、「シカヒロイン」から「ウサギヒロイン」への転換をメタってるわけか。
・荒木先輩……結構好きかもしれん。
・モンスターにやられる図柄、ガンダムのズゴックのパロディっぽい。
・十萌が痩せたって言われてとろける顔が超可愛い。キミキス、アマガミ、セイレンともに、血縁関係キャラの作り方上手いなー。
・「ワタル! もう一回〈シカ〉けるぞ!」
・「先輩だと思って大事にします!」って言ってたのにあげるのかよっ!
・でも、これがコウカンにつながってくるのかな。シナリオが進んだら、プレゼントをあげた小学生への恩が主人公にまた帰ってきそう。
・「コウカン」はアイテムの「交換」と正一くんへの「好感」かな。
・最後に出てきたお兄さんは、あの人っぽい。
・常木もすごく好きだったけど、宮前透もかなり好きかもしれん……。そして、一期最後の桃乃今日子もおそらく好き。
■ 今話のまとめ
【MVP】 宮前透
【可愛い】 十萌姉
【爆笑】 荒木先輩のケモナー度
『恋は雨上がりのように』と雨と傘のモチーフ
恋は雨上がりのように、はタイトルに雨と入っているだけあって、雨のモチーフが多い。
MAHOOの知恵袋に投稿した時も、「雨やどり」という名前で投稿だったし、よく引用される『羅生門』も雨がモチーフの一つだった。
これからも雨のワードは多用されると思う。
そこで、作中に登場している雨のシーンをいくつか抜粋してみる。
現実になった雨やどり。
描かれた相合傘。
具体的に傘と一緒に描かれたひかり。
雨のときに雨宿りしていて出会った店長と、雨の対比となる晴れ。
(『雨』が止み、完全に心が晴れた時、店長と離れるのか、それとも店長を好きのままなのかが焦点になるかもしれない)
雨を避けようともせず、ずぶ濡れに鳴った時に告白……というのもある意味象徴的なのかも。